360モデナのエンジンは後ろ。風の当たりが悪い。
しかも8500rpmまで回り、400psを絞り出すハイスペック(当時は)ユニットで、且つエキゾーストマニホールドも、エンジンルーム内に鎮座します。
これ、やったことないけど、焼肉が焼けるレベルです。
当然、エンジンルームには、かなりの熱がこもることに。
よって、渋滞時のオーバーヒートにゴム部品の劣化、果ては、テールランプが変形して飛んでいったという都市伝説?まで存在します。
そこで、大半のクルマが装着するのが、チャレンジグリルとなります。
今回は、このチャレンジグリルのメリットを紹介します。
そもそも、チャレンジグリルとは?
チャレンジグリルは、モデナベースの360チャレンジ、およびそのロードバージョンのチャレンジストラダーレに装着されるリアの黒色のグリルです(正確にはフロントにも専用グリルが付きますが、ここでは割愛)。
小さい無数の穴が開いており、ここから熱が逃げるように出来ています。
チャレンジグリルを装着すると、写真の通り、めちゃめちゃ精悍に見えます。
ちなみに、チャレンジグリル無しのノーマルはこれ ↓
うん、チャレンジグリルがあった方が、圧倒的にかっこいい!!
と、思ったけど、海外の写真のせいかノーマルもかっこいいやんけ。。。
まあ、デザインなんか(性能に関する部分を除けば)完全に主観なのですが、ほとんどの人がチャレンジグリルがあった方がかっこいいと思うのではないでしょうか。
これが、チャレンジグリルの
メリット①「かっこいい」
です。
で、メリット②は
最初に書いた通り、言うまでもなく、
「冷却性能の向上」
です。
専門家が言うには、油温で5℃は下がるらしいです。
ウチは田舎なので、参考にならないかもしれませんが、チャレンジグリル付きの我が愛車の油温計・水温系が異常値を指した事は、今まで一度もありません。
ちゃんと効いてると思います。
で、ここまでは普通に考えたら分かる一般論ですが、実際にチャレンジグリル装着車に乗ってみて感じる一番良かったと思うのは、
メリット③
「後ろが見える!」
です。
モデナは、室内も広々で、右後ろ以外の視界はそんなに悪くないのですが、真後ろがどこまであるのかは分かりにくく、バックで壁ギリギリに寄せて止めるのは困難です。
こんな時、チャレンジグリルがあると、
意外とこのツブツブの穴から、真後ろが見えるんですよね。
これ、実は一番のメリットじゃないかと思っています。
で、そこばっかり見てると、車止めにマフラーをぶつけるという事も、時としてあり。。。
コメント
チャレンジグリルは純正オプションのものと、チャレンジストラダーレ、チャレンジの純正品に分かれます。
純正オプションは鉄製のもので、跳ね馬のエンブレムが付く穴しかありませんが、チャレスト、チャレンジ純正はエンブレムの穴も付きます。
何より純正オプションは鉄製、チャレスト、チャレンジ純正はアルミ製です。
値段も全く違います。